ご挨拶

会長・副会長挨拶

左から、木村直人(事務局)、清水智子副会長、江川透会長、小川匠副会長、相澤鮎美(事務局)

(左から、木村直人(事務局)、清水智子副会長、江川透会長、小川匠副会長、相澤鮎美(事務局))

会員の皆様におかれましては、平素より桐蔭学園同窓会活動へのご理解とご支援、誠にありがとうございます。
2023年7月8日の同窓会の総会および代議員会におきまして、会長・副会長に選任いただきました江川・清水・小川と申します。本会役員を代表してご挨拶させていただきます。
私たちは、多感な時期に桐蔭学園高校で学んだ後、大学を経て、金融・不動産・IT・保育・エンタテインメント等の業界にそれぞれ従事してまいりました。2014年に再出発した本会では、それぞれの社会経験とスキルを持ち寄りながら、副会長・会計・理事・監事の役職を務めさせていただきました。

令和8年度までの任期におきましては、新型コロナウイルスが5類感染症に移行したことを受けて、制約のない会員交流を積極的に支援していきたいと考えております。特に、支部の設立は会員交流の大きな柱と位置付けております。そして、在校生支援に関しては、課外活動への援助や、会員の皆様との接点拡充を中心に行ってまいります。
また、同窓会活動のインフラである連絡先登録をさらに推進してまいります。より多くの会員の皆様に情報を迅速かつ緊密にお届けして、学園と会員の皆様双方の話題性とプレゼンスを高めていくことも、役員一同、大きな責務と受け止めております。
加えて、学園との共同事業、学園の歴史保存活動、横浜市・青葉区をはじめとした地域活動にも参画・貢献できればと考えております。

来年2024年には、学園創立60周年を迎えます。本会員も、来春卒業予定の現役生徒(高校3年生・中等教育学校6年生)を迎えると、6万人を超えることとなります。これほど多くの会員の皆様が各方面でご活躍されていることを、何にも増して心強く感じております。
今後3年間、役員と事務局員が一丸となり、さらなる同窓会の活性化に力を注いでまいりますので、本会活動へのより一層のご支援とご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。

2023年7月
桐蔭学園同窓会 桐蔭会 会長 江川 透(高校男子13期)
副会長 清水智子(高校女子6期)
小川 匠(高校男子33期)

名誉会長挨拶

桐蔭学園中学校/高等学校/中等教育学校 校長 岡田 直哉

桐蔭学園高等学校/
中等教育学校

統括校長

岡田 直哉

同窓会員の皆様には、日頃より桐蔭学園の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

私たち桐蔭学園のアイデンティティーとは何でしょうか。それは次の時代を見据えて常に変革していくことであると信じています。男子校としてスタートした学園が女性の社会進出を見据えて女子部を開設し、また新しい中高一貫教育を実現するべく中等教育学校を開設したことなどはその最たるものといえましょう。

2018年度の高等学校入学者、2019年度の中等教育学校入学者から、それぞれ男女共学化に踏み切りました。より多様性を尊重し、協働性を育成しやすい環境を実現することが目的です。これも次の時代を見据えての変革なのです。

現代はVUCA時代──「変化が激しく、未来の予測が困難な時代」──といわれています。私たちには「今まで経験したことのない」「唯一の正解などない」課題を乗り越えていく力が求められています。今後、グローバル化、高度情報化、AI・デジタル技術の進化が加速するのにともない、ますますその力の重要性は高まっていくことでしょう。

「自ら考え判断し行動できる子どもたちの育成」──現在の学園が掲げるビジョンです。大学受験ばかりを見据えた進学校にとどまることなく、大学入学後、そして社会に出てからも地に足をつけて学び、活躍できる人物を育てる「新しい進学校」を目指しているのです。

そのために学びの3本柱、すなわち「アクティブラーニング型授業」「探究」「キャリア教育」を確立し、教職員一同、日々の教育に取り組んでおります。同窓会員の皆様には、どうか倍旧のご指導とご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。